九戸村長からのご挨拶
九戸村
NPO法人カシオペア医療介護支援センターの開設にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
長く住み慣れた地域で暮らし、老いてきた時期にも安心して生活ができる環境づくりは、まさに、多くの住民が望んでいることであります。高齢者の生活を支えるための医療、介護、福祉、予防、住まい、生活支援などが一体的に確保されるこの地域に合った地域包括ケアシステムの構築が望まれていることだと思っております。
とくにも、高齢化率45%を超え、医療資源の乏しい九戸村にとっては、住民が安心できる生活を実現するために地域の包括ケアシステムにおける医療介護連携は必須の課題であり、ますます重要性が高まるものと認識しているところであります。
このカシオペア医療介護支援センターは、ICTシステムを活用した医療介護福祉の包括的な連携を図ることを目指しており、二戸地域において提供される様々な支援やサービスの充実に大いに期待が高まるとともに、この地域に合った医療介護福祉の連携の仕組みを構築することで、更なるサービスの向上を期待するものでございます。
結びに、長く住み慣れたこの地域が、高齢者が生き生きと安心して暮らしていける魅力ある地域になっていくことができるよう、医療介護福祉関係者のご理解で連携が進み、医療介護福祉の一体となった支援体制が確立され、更なる発展を期待して挨拶とさせていただきます。
九戸村長 大久保 勝 彦