11月18日(土)午後1時30分から一戸町コミュニティセンターで行われた一戸町在宅医療セミナー(当NPO法人共催)には、182名(一般参加者122名、関係者60名)が参加し、会場を埋め尽くす参加で成功裏に開催することができました。
開会前に行った血流測定には長い順番待ちができ、開会までに検査が完了するかハラハラする場面もあり住民の方々の健康意識の高さを感じ取ることができました。
最初の講演は「在宅医療の実際」と題して岩手県立一戸病院在宅医療科、荒谷亜希子看護師が行い、訪問看護を実際に行っているなかでの患者さん方の意見を紹介しました。患者さん本人の希望に沿った訪問看護で本人・家族が納得できる看護が継続できるよう今後もサービスを拡大していく意気込みをお話ししました。
小野寺内科医院の小野寺正幸医師からは、「在宅医療の目指すもの」について講演をいただきました。患者さんの在宅医療を受けるまでの意識の変化や受けるための心構えなどについてユーモアを交えて話され、医師、看護師と患者さん・家族との一体感が患者さん本人の満足する医療につながることを学ぶことができました。また、在宅医療・看護を受けるための手続きについても話題となり、参加者が地域包括支援センターが相談や手続きを進める重要な窓口の役割であることを再認識することとなりました。
参加者からのフロア発言では、実際に在宅医療を受けた患者さんの家族からの発言では「本当に親身になってくれた。対応に感謝している。」とお礼の言葉をいただきました。
セミナー終了時に時間をいただき、
「まだ、当NPO法人は、地域内で認知度が低い状況ではありますが、地域住民の方々の希望に沿った形での医療・介護サービスを推進し安心して暮らせる地域づくりを地域のみなさまと一緒に展開して行きます。」と活動をPRしました。
今後も一戸町は町民セミナーを開催する予定です。当NPO法人も地域の方々への啓発活動の一環として支援していきます。
セミナー終了時に参加者のみなさんからアンケートを記載いただきました。集約結果を以下のリンクからご覧ください。
(下図は、当日PR時に配布した宣伝資料です。)