おしらせ

第15回「カシオペアフォーラム」の報告

令和5年7月21日、二戸パークホテルにて、主催・二戸市医師会、共催・当NPO法人カシオペア医療介護支援センターにて第15回となるカシオペアフォーラムを開催しました。

特別講演をいただいた尾崎章子氏

特別講演では、東北大学大学院医学系研究科 老年・在宅看護学分野教授 尾崎章子氏をお招きし、「ICTを用いた遠隔での死亡診断制度」をガイドラインから読み解き、訪問看護の役割と医師との連携について講演をいただきました。

また、当NPO法人理事長 高橋浩氏(県立二戸病院副院長)を座長とし、二戸訪問看護ステーション所長 菊池英理子氏、同ステーション 坂脇恵氏、すがわら消化器内科院長 菅原光宏氏による、在宅医療の実際と展望についての講演を受け尾崎章子氏も含め4名のシンポジストによるシンポジウムを行い、在宅看取りやICTを利用した訪問看護について、「地域全体で取り組んでいくことが重要な課題。」「現在地域内で活用している情報共有シートをさらに利用拡大することに期待する。」「訪問看護師の看取り制度により、在宅医療の選択肢として診療の質が変わる。利用者の声をどんどん宣伝していきたい。」など、意見を交流しました。

参加者からも、訪問看護師の看取り制度について、「初めて聴く制度内容で勉強になった。」「地域の方々の理解を得るのに啓発が課題。」など、今後の取組みに期待する感想を多くいただきました。

在宅での看取りを支援することが制度の第一の目的であることを出席者で確認し、住民の方々へのサービス提供の一つとして今後の取組みを考える機会となりました。

参加者からのアンケート集約結果

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