2023年10月16日(月)軽米町健康ふれあいセンターにて、「軽米町家族介護者教室」が行われ、当NPO法人の高橋浩理事長が出前講座の講師として講演しました。
軽米町包括支援センターから依頼された当教室では、本人・家族の人生の節目として最終段階における医療・ケアのあり方について話し合うACP(アドバンス ケア プランニング)について講演しました。
講師の高橋浩理事長からは、本人・家族が考える患者さんの医療の在り方や生活感について、医師や看護師などの従事者と考えることがACPの大事な部分で、決して医療提供の押し付けではなく、話し合い分かり合うプロセスが重要なことと強調されました。
亡くなる前の患者さん本人の苦しみを理解して、本人の考え方に沿って納得してケアしていくために日頃から家族内で生き方について共有しあうことが、いざというときに後悔しない家族介護ができることにつながることだと考えさせられました。
脳梗塞や心筋梗塞などは短期間で本人の意思を確認できなくなるなど、疾病ごとに意思確認できる期間が違うことから、参加者したみなさんは日常の会話の重要性を再認識していました。
今後も、NPO法人独自の講演をはじめ、今回のような市長村からの依頼に呼応した住民の方々への啓発活動を継続していきますので、住民の方々のご参加をお待ちしております。