令和8年6月22日(月)午後6時30分から二戸地区合同庁舎において、当NPO法人令和8年度通常総会を開催しました。
当日は、髙橋理事長が欠席となったため、菅原副理事長が理事長挨拶を代読いたしました。内容は次のとおりです。
令和8年度通常総会 理事長挨拶 皆さま、本日はお忙しい中、特定非営利活動法人カシオペア医療介護支援センターの令和8年度通常総会にご出席いただき、誠にありがとうございます。 日頃より、当NPO法人の事業推進にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。 地域の皆さまが、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けていくことができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される仕組みである「地域包括ケアシステム」の構築に取り組んでおります。当NPO法人の活動として、在宅医療・介護関係者などの皆さまと一緒になり、情報共有やフォーラム、研修等を行い、ICTシステムを活用した医療・介護・福祉の連携を推進しております。2024年から2029年の岩手県保健医療計画においては、「在宅医療に必要な連携を担う拠点」として位置付けられております。 2010年から医療機関と介護施設等との垣根のない医療・介護サービスの提供を目指した取り組みを行ってきた「カシオペア医療福祉連携研究会(通称:ひめほたるネット)」の活動を引き継ぎ、当NPO法人は、2022年2月に設立され、その活動を継続してまいりました。また、ICTシステム「カシオペアNET(カシオペア地域包括ケア・ネットワークシステム)」を活用した医療・介護・福祉の連携を包括的に行うこととして、事業を展開しております。この活動にご賛同いただき、現在、74の事業所等に正会員としてご参加いただいておりますことに、深く感謝申し上げます。 「カシオペアNET」は、サイボウズ株式会社のアプリソフト「kintone」を使用しており、NPOの取り組みに対する「チーム応援ライセンス」の対象に採択され、900ユーザーの登録に対して年間1万円程度と極めて廉価に運用をしております。これまで訪問診療・訪問看護に対応していたアプリを、地域包括ケアシステムのなかで医療・介護・福祉の連携に対応できるアプリへと再構築を進めてまいりました。 医療・介護・福祉の資源情報を基盤とし、在宅医療・介護連携のさらなる推進と、ICTを活用したおしらせ、スレッド等による情報共有体制の充実に取り組み、地域内の多職種で構成する「カシオペアNET検討委員会」、「包括支援部会」、「二戸市包括」などの会議を継続的に開催して協議を重ね、このたび「地域包括ケア支援アプリ」と「介護認定審査支援アプリ」を構築することができました。現在、7月からの運用開始に向けた調整を進めております。いよいよ本格稼働を迎えることができますのも、関係各位の多大なるご支援とご協力の賜物であり、心より御礼申し上げます。 このアプリは、住民の皆さまが地域で安心できる生活を実現するために、医療・介護・福祉の関係者が情報を共有し、住民の皆さまに安心してサービスを受けていただくためのものです。これにより、迅速で質の高い支援につながるものと確信しておりますので、関係者の皆さまには、引き続き連携を図りながら積極的にご活用くださいますようお願いいたします。 本日の通常総会では、第1号議案から第4号議案までの4議案をご提案しておりますので、慎重なご審議のほどよろしくお願いいたします。 ![]() 特定非営利活動法人カシオペア医療介護支援センター 理事長 髙橋 浩 (代読:副理事長 菅原 光宏) |
また、来賓として、二戸保健所次長 千田浩晋様と二戸地区広域行政事務組合事務局長 古舘晶様から、次のとおりご挨拶をいただきました。
二戸保健所 次長 千田 浩晋 様
皆さま方には、日頃から、県保健所の保健・医療・福祉業務の推進に多大なるご協力を賜り、厚く感謝申し上げます。また、二戸地域の地域包括ケアシステムの構築・推進にご尽力いただいておりますことに、重ねて厚く感謝申し上げます。 平成22年、このセンターの前身となる組織としてカシオペア地域医療福祉連携研究会、通称ひめほたるネットが立ち上げられて以降、これまでも関係者の連携が図られてきたところですが、令和4年、新たにカシオペア医療介護支援センターが設立され、この間、ICTを活用したカシオペアNETにより医療・介護・行政の円滑な情報共有が進んできたものと承知しております。 また、在宅医療については、岩手県保健医療計画において、在宅医療に必要な連携を担う拠点を各圏域で位置付けることとされ、二戸地域におきましては、カシオペア医療介護支援センターがその拠点として位置付けられているところであり、地域包括ケアシステムを踏まえた在宅医療の提供体制を整備するという観点から、関係機関との調整はもちろんのこと、在宅医療に関する研修の実施や地域住民への普及啓発など、様々な支援を包括的かつ継続的に提供することが求められています。 引き続き、会員の皆さまが連携し、住民が安心して生活できる地域の実現にご尽力賜りますよう、よろしくお願いいたします。 結びに、当地域の保健・医療・福祉のさらなる連携・推進をご期待申し上げ、カシオペア医療介護支援センターの今後ますますのご発展を祈念いたしまして、ご挨拶といたします。 |
二戸地区広域行政事務組合 事務局長 古舘 晶 様
貴法人におかれましては、これまでICTの活用等を通じた医療・介護機関のネットワーク化を図り、患者様や利用者様が地域で安心して暮らし続けられる環境づくりに貢献されてまいりました。特に、分野の垣根を超えた情報共有の取り組みは、このカシオペア地域における地域包括ケアシステムの強力な推進力となっていると感じております。 昨今、高齢化や医療・介護需要の多様化が進む中、行政のみならず貴法人のような多様な主体によるきめ細かなサポートと連携がこれまで以上に重要視されております。皆さまが日々の実践の中で培われているネットワークは、地域住民にとってかけがえのない安心のよりどころであると確信しております。 本日の総会を機に、貴法人の活動がさらに飛躍されますとともに、皆さまのネットワークが一層強固なものとなりますことを心より祈念いたします。 さてここで、二戸地区広域行政事務組合における介護保険事業に少し触れさせていただきたいと思いますが、今年度は第9期介護保険事業計画の3年目、最終年度となっております。現在、来年度からの3か年を計画期間とする第10期介護保険事業計画の策定業務を進めているところでございます。第10期計画については、医療と介護の連携という観点を含め、中長期的な介護サービスの需要に係る推計をもとにした計画とするよう国が方針を示しておりますが、今後の具体的な計画の策定にあたっては、何卒皆さまのご協力を賜りますようお願い申し上げます。 結びになりますが、カシオペア医療介護支援センターの今後ますますのご発展と、本日ご出席の皆さまのご健勝とご活躍を祈念いたしまして、私からのお祝いの言葉とさせていただきます。 |
総会には、正会員74名中70名(うち表決委任者42名)が出席し、以下の議案について審議を行い、すべての議案が原案どおり承認されました。
第1号議案 令和7年度事業報告及び活動決算報告の件
第2号議案 令和8年度事業計画の件
第3号議案 令和8年度活動予算の件
第4号議案 定款の一部変更の件

総会の様子
令和7年度事業報告及び令和8年度事業計画については、こちらのページをご覧ください。






