法人概要・ご挨拶

特定非営利活動法人カシオペア医療介護支援センターの概要

平成22年4月、カシオペア連邦(二戸市、一戸町、軽米町、九戸村)における地域住民の健康維持に資するため医療機関と介護施設の連携を強化することを目的に岩手県立二戸病院を中心に「カシオペア医療福祉連携研究会」(ひめほたるネット)を立ち上げ、シームレスな医療・介護サービスの提供を目指して活動してきました。 とくに地域内の医療機関及び介護施設等の間において紹介を行う場合の患者・利用者の病態を、地域内で統一した様式で紹介し情報共有を行うことで業務を簡便化、さらに職種別の活動では栄養管理において食形態の平準化を行い地域内での転院・入所する患者・利用者の方々の食サービスの向上を図ってきました。 こうした取組みを継承し、より医療従事者及び介護従事者の業務を簡便化するため、ICTを利用して情報共有を行うことを目的に特定非営利活動法人カシオペア医療介護支援センター(NPO法人カシオペア医療介護支援センター)を設立しました。 「ひめほたるネット」が積み上げてきた医療機関と介護施設等との垣根のない連携がより発展するよう進めていきます。

沿 革
「カシオペア地域医療福祉連携研究会(ひめほたるネット)」の活動

平成21年12月
二戸病院有志(看護師、理学療法士、管理栄養士、医療ソーシャルワーカー、事務職員)で研究会発足の検討開始。
平成22年2月
二戸圏域のケアマネジャーと二戸病院職員で懇談会実施、研究会の活動の主旨を確認。
平成22年3月
圏域の県立病院、訪問看護ステーション、介護福祉施設代表集まり発足の意向を確認。
平成22年4月
4月21日に発足式を行い「カシオペア地域医療福祉連携研究会」設立。代表世話人にいつつ星会理事、中田勇司氏選出。
平成23年2月
カシオペア地域医療介護連携シート取扱い説明会実施しシートの運用について説明。3月より本格運用。
平成23年11月
11月25日にカシオペア地域医療福祉連携研究会講演会開催。「医療・介護での円滑な連携パスを作成するためのポイント」
講師 黒部市民病院リハビリテーション科長 島倉聡先生
平成24年4月
新たに医師会、歯科医師会、薬剤師会が参加機関へと加わるとともに市町村の関係部署へも研究会の賛同依頼。
平成24年11月
11月30日に平成24年度カシオペア地域医療福祉連携研究会講演会開催「天寿と寿命-胃ろうでいきるということを考える」
講師 東京大学大学院人文社会系研究科 死生学・応用倫理センター
上廣講座 特任准教授 会田薫子先生
平成25年9月
9月22日に平成25年度カシオペア市民フォーラム開催「高齢者の終末期の人工栄養と看取りを考える」
講師 東京大学大学院 死生学応用倫理センター 上廣講座 特任准教授 会田薫子先生
東京都健康長寿医療センター研究所 研究員 島田 千穂先生
平成26年9月
9月23日に平成26年度カシオペア市民フォーラム開催「平穏死のすすめ」
講師 特別養護老人ホーム芦花ホーム医師 石飛 幸三先生
パネルディスカッション 「カシオペア地域の平穏死を考える」
平成27年3月
本人・家族・医療者の意思決定のための地域版事前指示書「カシオペア事前指示書 HONZE HOTARU」を作成し、3月16日の市民公開講座にて発表
平成28年2月
2月13日に平成27年度市民フォーラム開催「認知症のイロイロ~レビーとピックを見極める」
講師 一般社団法人ことのは医療研究所 所長 松嶋 大 先生
平成28年10月
10月16日に第5回カシオペア市民フォーラム開催「在宅医療と死生学」
講師 上智大学神学部 特任教授 島薗 進 先生「一人十色の死生観」
講師 特別養護老人ホーム光寿苑 所長 太田 宣承 先生
平成29年1月
看護部会発足となる
平成29年6月
研究会の愛称が「ひめほたるネット」に決定する。6月13日に平成29年度カシオペア市民フォーラム開催
「”最期まで”自分らしく暮らすために~医療にできること、あなたが備えること」
講師 沖縄県立中部病院 感染症内科 医長 高山 義浩 先生
平成29年10月
ひめほたるネットのロゴマークが決定。
平成30年5月
5月24日に第7回カシオペアフォーラム開催「東北の地でひとりで家で死ねますか?-上野千鶴子の地方への応援歌!」
講師 社会学者 東京大学名誉教授 認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長 上野 千鶴子 先生
平成30年7月
7月14日に第8回カシオペアフォーラム開催「人生最終段階は、どのようにどこで迎えたいですか?」
講師 日本看護協会会長 福井 トシ子 先生
平成31年2月
2月13日に市民公開講座開催「つながる ささえる つくりだす 在宅現場の地域包括ケア」
講師 秋山 正子 先生
令和元年7月
7月31日に第10回カシオペアフォーラム開催「看取りのかかわりが教えてくれたこと」
講師 なごみの里 日本看取り士会代表理事 柴田 久美子 先生
令和元年10月
10月25日第11回カシオペアフォーラム開催「『悩み、気持ちが揺れ、決めきれない』を支える看取りのまちづくり
-宮崎市が目指すACPは『安心、ちゃんと、ぽっくり』?」
講師 宮崎大学医学部社会医学講座生命・医療倫理学分野教授 板井 孝壱郎 先生
令和2年9月
9月25日第12回カシオペアフォーラム開催「新型コロナウイルスと感染対策 レジリエントな地域包括ケアへ」
講師 沖縄県立中部病院感染症内科・地域ケア科 副部長 高山 義浩 先生
令和3年3月
3月10日世話人会にてひめほたるネットの将来的なNPO法人事業継承について承認を得る。
令和4年6月
6月30日第13回カシオペアフォーラム開催「文脈とともにある共同意思決定(Shared Decision Making)に関わる」
講師 国立病院機構東京医療センター 総合内科 医師 尾藤 誠司 氏
令和4年10月
10月24日世話人会にて「NPO法人カシオペア医療・介護支援センター」との連携、事務局の意向について協議、承認を得る。

「特定非営利活動法人カシオペア医療介護支援センター」の沿革
令和4年2月
「特定非営利活動法人カシオペア医療介護支援センター」設立
理事長に岩手県立二戸病院副院長 高橋 浩氏選出。サイボウズ社「kintone」の情報共有ツールを使用して地域内医療・介護連携強化を図ることを目的とする
内閣府設立認証 2月16日
法務局登記   2月22日
令和5年2月
第1回カシオペアNETフォーラム(第14回カシオペアフォーラム)開催「下り坂を支援する介護・ケア」
講師 武蔵国分寺公園クリニック 名誉院長 名郷 直樹 氏

令和5年6月
NPO法人カシオペア医療介護支援センターのホームページ開設
令和5年7月
第15回カシオペアフォーラム開催「ICTを用いた遠隔での死亡診断制度-ガイドラインから読み解く訪問看護の役割と医師との連携について-」
講師 東北大学大学院医学系研究科老年・在宅看護学分野教授 尾崎 章子
 氏
令和6年2月
「カシオペアNET」構築説明会開催
令和6年5月
カシオペアNET検討委員会発足
令和6年9月
カシオペアNET検討委員会内に専門部会として、包括支援部会を設置
令和6年11月
第2回カシオペアNETフォーラム(第16回カシオペアフォーラム)開催「ICT を活用した地域住民への地域包括ケアサービスの推進~茨城県笠間市における行政主体での介護福祉サービス提供について~」
講師 茨城県笠間市 総務部長 後藤 弘樹 氏

特定非営利活動法人カシオペア医療介護支援センターの目的

当NPO法人は、カシオペア地域の住民が安心できる生活を実現するために、地域包括ケアシステムによる在宅医療介護連携推進に取り組むとともに、ICTシステムを活用した医療、介護、福祉の連携を図る活動を包括的に行うことを目的とする。

理事一覧

 理事長    髙橋 浩
 副理事長   菅原 光宏
 同      中田 勇司
 理事     森川 伸彦
 同      金澤 悟
 同      駒木 彬了
 同      菊池 英理子
 同      田中舘 淳一
 監事     川村 英一
 同      泉山 武將

ピックアップ記事

  1. 二戸医師会及び当NPO法人主催による令和6年度在宅人材育成事業「第3回カシオペアNETフォーラム」...
  2. 令和6年11月13日、二戸パークホテルにて、当NPO法人主催「第2回カシオペアNETフォーラム」を...
  3. カシオペアネットワーク第4号.pdf...
NPO法人 カシオペア医療介護支援センター   岩手県二戸市福岡字八幡下11番地1     ☎ 0195-26-9335